Articles cc lab イベント・エンターテインメント #UE5 「第1回 メタバース総合展 夏」展示映像の解説 Unreal Engine編

こんにちは、コンテンツデザイン開発グループリアルタイムチームの戸本です。
キャドセンターが出展した2023年6月開催の「第1回 メタバース総合展 夏」では、最新デモや実績など多数のコンテンツを展示しました。その中でも、ブース上部に設置した85インチモニタに映し出されていた映像は思わず足を止めて見入る来場者も多く、インパクトを与えられたようです。これらの映像はUnreal EngineとTwinmotionというソフトウェアを使用して制作したものです。その中から、今回の記事ではUnreal Engineを用いた映像制作に焦点を当ててご紹介したいと思います。

展示映像

まずは、展示した映像をご覧ください。

社員のCGキャラクターが踊る

この映像に登場する人物キャラクターは、キャドセンターの社員たちをベースにしています。立体造形工房の協力を得て、社員のCGモデルをフォトグラメトリーという技術で制作しました。フォトグラメトリーは写真から3DCGモデルを生成する手法であり、写真から制作されるため、質感は写真に近く、造形もほとんど本人と変わりありません。こうして作成された3DCGモデルに、動かすための設定を施し、『踊り』のデータを割り当てることで、キャラクターモデルはCG空間で踊りだします。

仮想空間に都市を再現

今回の映像の背景は、渋谷スクランブル交差点、大阪、道頓堀の3つの場所です。これらの背景は、3DCGモデルを使用して作成されました。これらの3DCGモデルは、キャドセンターが制作・販売しているデータを元にしており、写真を基に質感設定が施されています。このようなデータを活用することで、写実的な空間を立体的に構築することが可能です。
これらのモデルデータを活かし、渋谷スクランブル交差点、大阪、道頓堀の景色を再現していきました。特に道頓堀に関しては、オリジナルのシチュエーションを考え、シーンを演出しました。

仮想空間ならではの演出

映像では、道頓堀や大阪城前、渋谷スクランブルで非現実的なシーンが描かれています。道頓堀ではサイバーパンクな光景が、大阪城前では巨大化した社員が、そして渋谷スクランブルでは通常到達できない場所でのダンスしています。これは仮想空間ならではの可能性で、現実では実現不可能な映像体験を提供しています。

キャドセンターは、所有している都市モデルデータをUnreal Engineに最適化しています。
これにより、キャドセンターはデジタル空間で詳細な都市モデルを再現し、メタバースや映像表現において新たな可能性を探求しています。