Topics NEWS 丸の内の変遷を体験できるメタバース「4D Marunouchi」が公開されました

2023年の関東大震災100年に際し、震災前/震災復興を経て、現代の姿に至るまでの「丸の内ビルヂング」(以下「丸ビル」)と丸の内の空間をオンライン上で体験できるメタバースコンテンツ「4D Marunouchi」が「Fortnite」上に公開されました。ゲーム内でコードを入力すれば、無料で、どなたでもアクセスすることができます。
本メタバースコンテンツは、株式会社三菱地所設計が保管する貴重な図面・写真を用いて作成されたもので、都市空間にはキャドセンターの3D都市データ「街バース」が使用されています。

「丸ノ内ビルヂング」(通称:丸ビル)は、丸の内の歴史における重要な建築物です。1923年の竣工直後に見舞われた関東大震災では外壁の柱壁などが被害を受け、震災復興として第1回目の改修工事が行われました(~1926年)。
当時「東洋一」と謳われた規模や先進的なオフィス形式を有し、70年以上にわたり東京駅前のアイコンとして親しまれ、2002年に現在の姿(「丸の内ビルディング」)に建て替えられ、現在に至ります。
「4D Marunouchi」は、この「丸ビル」を、株式会社三菱地所設計が保管してきた古図面・古写真・文献を基に3Dで再現。竣工当初(震災前)/震災復興の改修後(震災後)/現在の、それぞれの「丸ビル」を、時間軸を超えて体験できるメタバースです。

「4D Marunouchi」を体験!

「Fortnite」はさまざまなデバイスから参加・体験いただけます。各デバイスでのインストール、起動方法は、上記のQRコードより、YouTube上に公開中の紹介ムービーをご覧ください。
★島コード:7288-2456-3380

※「Fortnite」では、誰もが無料で自分だけのオンライン体験を構築することができ、世界中のプレイヤーたちと共有することが可能です。『4D Marunouchi』は独立して制作されたFortnite Creativeコンテンツであり、Epic Gamesによるスポンサー、支援、または運営されるものではありません。
  

 
また本コンテンツは、東京都千代田区の日比谷図書文化館で開催の特別展「首都東京の復興ものがたり」にて後期展示(2023年10月20日(金)~11月26日(日))の期間、展示を行っています。

特別展「関東大震災100年 首都東京の復興ものがたり ―未来へ繋ぐ100年の記憶―」

会場:千代田区立日比谷図書文化館 1階 特別展示室
期間:前期展示 9月 1 日(金)~10月15日(日)
後期展示 10月20日(金)~11月26日(日)
毎月第3月曜日休館、入場無料。
主催:千代田区、千代田区教育委員会
協力:日本建築学会 建築歴史・意匠委員会、帝都復興事業調査研究ワーキンググループ
千代田区立日比谷図書文化館
公式Webサイト: https://www.edo-chiyoda.jp/tenji_koza_kodomotaikenkyoshitsu/tenji/1/529.html

「4D Marunouchi」の詳細は、株式会社三菱地所設計のニュースリリースをご覧ください。
https://www.mjd.co.jp/files/news_detail/file/917/file.pdf?v=20231027121238

 
 

メタバース空間の制作などにご利用いただけるアイレベル3D都市データ「街バース」の詳細は以下のリンクよりご覧ください。